お洒落なシェアハウスで「たねだんご」作り(宝塚)

インスタでたまたま知った「たねだんご」作りのワークショップ。
場所は清荒神参道近くのシェアハウスだった。

今年に入ってから車でちょくちょく訪れている清荒神。
土曜日だから道が混んでいるかな?と阪急電車で向かった。
そして駅から降りて参道に入ってみると・・・え?
平日より人がいない。
寂しいなぁ、と歩いていると。

ええ?!
久松さんが閉店している!!

5月を持ちまして・・・って、私と娘は5月25日にこちらでランチをいただいたよ。
そのときは閉店の雰囲気なんてちっともなかった。
近々ダンナと3人でお寿司食べに来ようと思ってたのに。。。残念。

ちょっとショックを受けながら歩くこと少々。
スマホのナビで分岐点に来た。
ここから路地に入って行くとの案内だったが・・・迷いに迷った。

ぐる~っと遠回りして、ようやくそれらしきお家に到着。
たまたま若い男性が1人外に出てきたので、「ワークショップに参加したいんですけど」と尋ねて中に入れてもらった。

シェアハウスの中はとてもおしゃれな空間だった。
20代くらいの住人さんたちはみんなスマートな人たちで、なんか、あれ?
私は子ども向けのイベントと思って参加したんやけど・・・間違えたかも。

講師を務める若い男性は庭師さんだった。
「たねだんごに入れたい種はお持ちですか?」
・・・持参するんやったんか。
「う、ないです。。。」
「大丈夫ですよ。だったら、ここにあるのをどうぞ」
完全なとんちんかん女、しかも幼児連れ。
なんかすみません。。。

庭師さんによると、たねだんごは福岡正信さんという方の発想だそうで、自然農法などについても教えてくれた。
おお、それならうちの庭も自然農法ですよ。
芽が出たジャガイモやネギの根っこを適当に植えて、何もしなかったけど今ボーボーやもん。

さて、ワークショップ開始。
まずは庭師さんが「けと土」と「赤玉土」を練りこんで、ある程度の状態に作ってくれた。

それをテニスボールくらの大きさにして、参加者一人一人に配ってくれた。
「紙粘土みたいになるまで練ってください」とのことで、ぞれぞれが夢中に土をこねた。
このころには私もアウェイ感に慣れてすっかり楽しんでいた。
結局はみんな優しい人ばっかりだったし☆

よく練りこんだ後、ちぎって直径3センチくらいのだんご状に。

準備された種のトレーにだんごを一つずつ押し付けて

美味しそうなビジュアルになった。
この種を中に練り込んでまた成形して

最後に苦土石灰をトントンと付けてできあがり。

私が嬉しそうにコネコネしている間に娘は撃沈していた。
お部屋のソファで、うつらうつら。
眠たいけど、自分の布団じゃないから寝れないんやね。
ごめんね~。。。

たねだんごをビニール袋に入れて、参加費を払ってからシェアハウスを出た。
強い雨の参道は、やっぱり人影がなく。。。
繁栄の昔を知る私には切なくて仕方がなかった。

でもいいこともあった。
いつも売り切れで買えなかった参福さんのごま豆腐が手に入った!

700円(税込み)と少々お高いけれど、中はみっちり。
味も濃厚でぷるぷるで、今の季節にぴったり。
付属のタレをつけなくても美味しかった♪