三ツ矢サイダー発祥の地(川西)

「手しごと讃岐うどん 讃々」を後にして近くのコーナンへ。

ここは2階にダイソーがオープンしたり、園芸専用の別館ができたりと変化してる。
ちょっと店中を探索しようかな、と思ったけど。

あまりに天気がよかったので、裏手に回ってみることにした。

三ツ矢サイダーの記念地に到着。
でも、残念ながら敷地中には入れないんよね~。

なになに。
『川西平野は、江戸時代には・・・』なんてプレートの文章を読んでいると

フェンスの向こうを能勢電が横切った。

よく見るとフェンスの横に少し隙間がある。
行ってみよう。

小さいころから能勢電に乗ってるんやから、きっと私はこの踏切を車窓から何度も見ているはず。
・・・うーん、記憶にない。

踏切を渡った先は山へ続いているようだった。

整備されていない道は歩きにくいけど、落ち葉がふかふか。
緑は美しいし、涼しくて爽やで、すごく気持ちがよかった♪

今にも途絶えそうな小川にも涼を感じる。
もっと暑くなったら、娘が遊ぶのにいいかも。

少し進むと別荘の屋根みたいなのがあった。
これも三ツ矢サイダーがらみの建物なのかな・・・?

わ、めっちゃ崩れてる。
でもなんか、味のある廃墟だな。
夜に見たら怖そうやけど。。。

私が周りをキョロキョロしている間、娘は「さくらんぼう」拾いに夢中だった。
いっぱい落ちてた小さな赤い実。
なんだこれ、と観察していると、向こうから小柄なおじいさまがやって来た。
え、この道はどこかで繋がっているの?!
私が質問するより先に
「ここを下るとどこに着くんですか?」
とおじいさまが聞いてきた。
「私、しゃりらん山から入って展望台に行く予定だったんですけど・・・」
と、どうやら迷っているご様子。
「そこに踏み切りがあって、越えれば平野のコーナンに着きますよ」
と教えてあげた。

おじいさまはお礼を言いながら歩いて行った。
そして踏切の近くに座って水を飲みながら休憩していた。
木々に覆われたその姿が、日本映画のワンシーンみたいにきれいで。。。
しばらく見とれた。