池田「まがり書房」

久しぶりに池田に行く機会ができたので、まがり書房さんへ。
前から売りたいと思っていた本をカゴに入れて自転車に乗った。
絹延橋を渡って、サカエマチ商店街に近づくとやたら多い通行人。
みんなマップのような用紙を片手に歩いていた。
なんだろう、と思ったら

IKEDA文化DAYというスタンプラリーを絡めたイベントが行われていた。
池田市って、何気に有名施設が多いもんね。

商店街の中でBOTAFESというポスターを発見。
川西出身の二大スター、キンコン西野さんとプラントハンター西畠さんの写真付き!
え、池田市に2人が来るの?!と思いきや、コラボ作品の展示とのこと。
なーんだ。
でも、おもしろそうなイベント!

サカエマチ商店街も他地域と同様さびれてきているとはいえ、まだまだがんばっている。

途中でおもちゃ屋さんに立ち寄ったり、カフェの様子をうかがったりしながら進んで行き

この「すみれ薬局」のお向かいにある

こちらの路地へと曲がる。

そしてこの、味わい深いけど何の変哲もない角を折れると

まがり書房さん。
ほら、旗に「まがり」って書いてある。
こちらは古本をメインに扱っている書店で、2年前にオープン。
確か、お家を「間借り」してるというのが由来だったと思う。
スリムなご主人がメインで経営してて、おしゃれな奥さまがサポートみたいな感じ。
私が持ち込んだ本を渡すと
「すごく選んできていただいたんじゃないんですか?」
と感心された。
言われてみれば、そうかな。
『白洲正子の着物』『モノマガジン』『西岡兄妹 アックス vol.15』『ガロ1998年400号記念号』それとあと1冊あったような。
とくにガロは
「ぼく、これ売れないですよ!」
とおっしゃったので、もしかして高額なの?!とちょっと興奮したけど、全部で250円の査定だった。
でも、別にええねん。
今回の本は「好きな人のもとに行ってほしい」と願ったものばかりなので、まがり書房さんでステキな再生をしてくれれば、それでいい。
ご主人がくれた250円は全部ピカピカの硬貨だった。

ちなみにまがり書房さんへの行き方は他にもある。

Pizzeria Pancia Piena (ピッツェリア パンチャ ピエーナ)の南向かいにある駐車場

この「タイムズ池田栄町第4」の横をすり抜ける。
車でお越しの際は、この駐車場に停めると5秒くらいでまがり書房さんに着けるよ~。
昼間は20分100円で、最大料金設定はないみたい。
(2019年11月2日現在)

◆まがり書房
大阪府池田市栄町8-1
https://www.magarishobo.com/