【尼崎】はじめまして「極楽湯」そして、さようなら

号外ネットで尼崎の極楽湯が3月末で閉店すると知った。

490円で数種類のお湯やサウナが楽しめ、楽しいイベントもよく行われているスーパー銭湯。
そうネットに書いてあって、いつか行きたいと思っていた。

JRの線路沿いで、昔、福知山線で通勤していたとき、確かに車窓から見えてたわ。
初めて車で行って、入口がよくわからず2度素通りした後、なんとかたどり着けた。

新しくはないけど、清潔感があって、キレイな店内。

券売機も少しレトロな雰囲気。

私と娘の入浴券と80円の使い切りシャンプー&リンスを購入。

タオルとボディソープは持ってきたけど、シャンプー類は用意するのが面倒だったもんで。
ここで買っても安いし。

トイレに行ったら「あなたって すばらしい」という張り紙があって、気になった。

フロント前の物販コーナーは品ぞろえが寂しい感じがした。
もうあと2日で閉店するからあまり置いてないのかな。

「あなたって すばらしい」って、これのことだったのか。
パッケージがカワイイけど、要するに便秘薬ね。

本棚のマンガも背表紙が色あせてる。
たくさんの人に読まれてきたんやろうなぁ。

そしてこんな牧歌的なクレーンゲームもやっぱりちゃんとあって。
ちゃんとハマるうちの娘。

お食事処では蕎麦推しがすごかった。

では、そろそろお風呂に向かいますか。

浴場へ続く廊下の途中で

カメの森之進にごあいさつ。

尼崎店は閉店しても、他にも極楽湯っていっぱいあるのね。

ときおり小雨がぱらつく中、露天風呂は温かくて情緒があって、娘はすごく気に入っていた。
お客さんは多かったものの混雑というほどでもなく、みんなのんびりした雰囲気で入浴を楽しんでいた。

お風呂上りに娘はチョコアイスを堪能。

私はせっかくなのでおそばを。

うーん、思った通り、普通かな!

ドリンクは、アクエリアス×リアルゴールド×コーラの「コラリ」。
350円でえらいデカいのがきた。
結構美味しかった。

飲食スペースからは同じ高さの目線でJRの走る姿が見えた。
何本もの車両が過ぎて行く景色を眺めながら、ここがなくなるなんて信じられないな、という気分になった。

それにしても、ベランダっぽいところにたたずむキリン象は何のためにあるのだろ?

となりの和室の休憩スペースでは一人の男性がリアルに寝ていた。

その近くで娘もリラックスし始めた。

3月末の閉店までしっかり営業をされる予定に、すごく誠意を感じる。
地元への感謝の気持ちの表れだよね。
1度しか来ることができなくて、本当に残念。

極楽湯の敷地内には鉄板焼きの千房とコインランドリーが併設されていた。

千房は極楽湯が閉店してもしばらくはまだ営業を続けられるみたい。

うちらが帰る午後8時ごろ、道路には駐車場入り待ちの長い列ができていた。