10年ぐらい前に何度かお邪魔したことのある「ぎゃらりぃ手風琴」さん。
湯山台に建つおしゃれなお家の中のステキ空間だ。
過去にはインドに長年暮らしたアーティストの講演やインドネシアの影絵人形芝居など、印象深い経験をさせてもらった。
特に重度障害者の娘さんをモデルにした版画作品はすごく心に残って、そのときのDMは今でも飾っているくらい。
なので、今回また『山口ヒロミ展』が開催されるとのお知らせが届いたとき、「行きたい!」とソワソワした。
本当に久しぶり。。
こんな場所だったっけかな?ってくらい、新鮮な感じ。
普通の一軒家だけど、やっぱり雰囲気がちょっと違う。
玄関を開けてしばらくすると家主の方がいらっしゃって「どうぞどうぞ」と快く招いてくれた。
私が「路駐しているけど大丈夫でしょうか?」と聞くと「うちにスペースが1台分あるから」と言われたので、とめ直すことにした。
すでにとめてある他の駐車中の車にぶつからないか、ドキドキした。。
ちなみに道路から上がるところの鉄板がかわいかった。
誰?(笑)。
この日はなんと山口ヒロミさんご本人が在廊してらした!
え~、作家さんと直接お会いできるなんて・・・すごっ!!
手風琴のオーナーさんとは旧知の仲のようで、ギャラリー期間中はずっといらっしゃるとのことだった。(と言っても、手風琴は日曜日のみのオープン)
コーヒーをいただきながら(これがまたすごく美味しかった!)、うちは夫の兄が重度の知的障害者だと告げると、娘の天音さんとのエピソードをたくさん語ってくれて、とても興味深かった。
まだまだお聞きしたいことはあったけど、爆睡した3歳の娘を車の中に置いてきていたので、きりのいいところで席を立った。
山口さんは私についてきて、ちょうど起きたばかりのぼーっとした顔の娘を、ほほ笑みながら眺めてらした。
◆ぎゃらりぃ手風琴
兵庫県川西市湯山台2丁目25−21