下水道施設見学会(豊中・川西)

下水道って、知ってるようで知らない。
だってそもそも見えないし。
でも、とても大切な施設ってことはわかる。
「見学する?」って言われたら、「うん、するする!」って、なる(o゚ω゚o)

と、言うわけで。
出発!ヽ( ̄▽ ̄)ノ

おっと、その前に。
川西市役所地下のkitchen K’sで腹ごしらえ♪

私はA定食のチャプチェ(税込500円)。

夫はカレー(税込500円)。

娘はきつねうどん(税込450円)。

定食は見た目の割にずっしりとお腹にくる量だった。
余談だが、この食堂ではよく越田市長を見かける。
微笑みながら娘の後ろを通り過ぎるの、2回目だよ。

さて、かなり満腹なまま、最初に訪れたのは豊中の猪名川流域下水道原田処理場
伊丹空港の南東側、滑走路のすぐそばにある。
地図でいえばこんな感じ↓

うん?
マンホールカードって、なんだ?

原田処理場では、最初に施設の成り立ちや役割の講座を受けた。
川西市を含む6市2町の下水を処理することになった経緯の説明ビデオは、昭和40年代に作成された懐かしい映像。
昔の川西の様子もチラッと映ってて、ちょっと感慨深かった。

講座の後、処理場の施設を見せてもらった。
まずは汚水のプール。
ここでは微生物が汚れを分解し、底に汚物が沈下する。

プールの水をくみ上げて見るとすごく濁っている。
この正体は微生物。
汚く見えるけれど、これが正解の状態だそう。

原田処理場の敷地内には魅力的な建物がいっぱい♪
工場群好きにはたまらない景色があちこちにあった。

↑こちらは、川に放出される直前の汚水。
ここに来るまでに何度も分解やろ過の処理をされていても、こんな状態だそう。
表面に浮いているのは微生物の死骸で、これはいいとのこと。
問題はあちこちに浮かんでいる白い不織布。
たぶん、生理用ナプキンの残骸だな。

この、まだまだ汚く見える汚水をろ過すると

あら不思議!
こんなに透明できれい゚・。*(´∀`*)。・゚+
いやいや、不思議じゃなくて、みなさまの尽力のおかげなんだよね~。

原田処理場をたっぷり満喫し、次の施設へ。

栄根にある前川雨水ポンプ場。
まず、雨水ポンプ場は何のためにあるのかというと
・都市化が進み地面が雨水を吸収しない
・短期豪雨だと水がはけない
・低地やくぼ地で水が溜まりやすい
などの理由で、人工的に雨水などを河川に排出するんだって。
言われてみれば納得だけど、そんな施設があること自体、知らなかったよ(ノ゚ο゚)ノ

私のスマホ写真だと伝わらないかもだけど、すごい迫力だったスクリュー!
こうやって溜まった雨水をくみ上げて、目の前の最明寺川に流すとのこと。
よく通り越すこの川の名前が最明寺川というのも初めて知ったよ(´Д`*)

見学会最後は水明台汚水中継ポンプ場。
川西に住んで40年以上経つけど、初めて訪れた地域だった。

こちらは、各家庭から流れてくる汚水を処理場へと送る施設。
近辺の地形は北側が低いため、南方にある処理場へと流すには汲み上げる必要があるそう。
なるほどな~´<_`

以上をもって、大人の社会科見学終了。
すっごく楽しかった~!
いつもお世話になっているのに、普段は考えもしなかった施設の数々。
チコちゃんに叱られてしまいそうだ。