2週間前の「里山さくせん」と同じ場所(宝塚自然の家)で、今度は「ごはんフェス」に参加した。
施設に併設の駐車場はすでに満車ということで、少し離れた駐車場に案内された。
林の中の階段を下りて建物に向かう。
これはこれで情緒あるな。
参加者50名の定員ということで、何人申し込んだかはわからないけど、結構人が集まってきた。
2週間前より紅葉が進んでビューティホー。
先にトイレに行っておこうとして、うーん、清潔さはどうなんだろうなぁ、と心配したけど
屋外にも関わらず、キレイだった。
「ごはんフェス」は「西谷産の新米を飯ごう炊飯で炊いて食べよう!」という趣旨のイベントだったが、その前にいろいろレクリエーションがあった。
そのときに組まれたチームがそのまま飯ごう炊飯のチームとなった。
広場では移動型の図書館も滞在していた。
レクリエーションの後、バーベキュー場へ。
各テーブルの上には2つの飯ごうとマッチ箱が用意されていた。
今回、火を起こすのに使うのは4本のマッチと2枚の新聞紙だけだそう。
なるべく子どもにマッチをする経験をさせてあげて、と言われたけど、我が家では花火や庭先バーベキューで何度もマッチが登場している。
逆に「みんなマッチ使ったことないの?」とビックリだわ。
燃料の枯れ葉や薪が積まれていて、ここから好きなだけもって焼き場へ。
私のチームにいた唯一の男性は小学3年生の娘を持つパパさん。
彼が率先して火起こしにチャレンジしてた。
「こういうのは男の仕事でしょ」って感じで、どのチームも男性が焼き場を陣取ってた。
でも、火ってなかなかつかないのよね。
それでもあちこちのかまどでごうごうと炎が立ち出した。
でも、うちのチームは。。。
担当のパパさんは意地になってるようで、私や他の男性は手出しができない雰囲気だった。
追加でマッチと新聞紙をいっぱいもらったけど。
パパさんは火がついた新聞紙の上にすぐに落ち葉をドサッと置いて鎮火させてしまう。
早く燃やしたい気持ちはわかるけど、そんなことしたら酸素が行きわたらないよ。。。
パパさんが奮闘している間、ブラブラしてたら野菜売りの人が来た。
安かったのであっという間に大半が売れてた。
うちのチームはとうとう火が立たず、結局お隣のチームが炊き終わった後のかまどを借りた。
パパさんは一生懸命やってくれたけど…本音を言えば、途中で火起こしの役を変わってほしかったわぁ。
まぁ、火はよそ様のを借りたけど、ご飯の炊きあがりはパーフェクトだった!
熱々のつやつやで美味しくて美味しくて!
具だぐさんのお味噌汁もどなたかが作ってくださってて、これもまた超絶美味しかった。
普段、ふりかけのない白飯なんて絶対食べない娘がおかわりし、普段絶対食べない白菜やうす揚げを口に運んでいるのを見て、「本当に連れてきてよかった!」と感動した。
しかし、最高のお昼ご飯の後に待っていたのは「飯ごうをぴかぴかにする」という作業だった。
「次に使う人のために完璧に洗ってください。白いタオルでふいて少しでも汚れがついたら洗い直してもらいます」と宣言された通り、みんな何度もダメだしされて、ひたすら飯ごうをスチールウールで磨いた。
片づけが終わった後、また広場に戻って今度はシャボン玉遊びが始まった。
子どもたちは大はしゃぎで、娘はひときわはじけていた。
帰り際、またまたお野菜の販売コーナーができていた。
いくつか選んでお金を払おうとしたら、軽トラでAMラジオを聴いてたおっちゃんが出てきた。
こういうゆるい昭和感、好き。
西谷の新米も販売されていた。
2キロ1,000円はなかなか高級品だけど、いい思い出ついでに、買って帰った。