アジアの女性の自立を支援するNPOの話【川西】


今日も無料保育付きの講座を受けにパレットかわにしへ。

ふと隣接する画廊シャノワールのショーウィンドーが見えたら、なんか興味深い展示が。

かがり松細工かぁ。
趣きがあっていいなぁ。
でも、講座が始まるまで時間がない。

プレイルームに近づくと、娘は歓声を上げながら入って行った。
私の方なんか振り向きもしない(笑)。
ありがたい話です、はい。
担当の保育士さんにタオルなどが入った袋を渡して、会場に向かった。

今日の講座は「フェアトレードでアジアの女性の自立を支援するNPOの話」。
講師は「アジア女性自立プロジェクト(AWEP)」代表理事の奈良雅美さん。
スラッとしてて、よく通るステキな声の方だった。

会場にはアジアの女性による手編みの帽子や手織りのマフラーなどの製品が展示されていた。
フェアトレードなので「買い叩かれていない」はずの値段が付いていたけど、やっぱり安い。
あれもこれも欲しい。。。

アジア地域における縫製工場での劣悪な仕事環境や、貧困からくる児童買春など、軽めに話してくれているのがわかったけど、それでも心が痛かった。
特に娘が生まれてからは、国に関わらず、子どもが不幸な目にあっているというのを想像するだけで苦しくなる。

一通りのお話が終わった後、製品1つ1つに紹介があった。
少数民族の伝統的な織物や柄についての説明もあれば、作り手さんの生い立ちなど。
どれもストーリーのあるハンドメイド品だった。

この黒地に黄色と紫のストライプが入ったお薬手帳入れ、キレイ。
中には診察券を入れられるポケットもついていた。
日本で働いていたフィリピン女性たちのグループによるグッズだそう。

今年はコロナの影響でイベントでの出店の機会が激減し、売り上げが落ち込んでいるらしい。
どこも厳しいよね。

丁寧な手仕事品。
1つだけ、買わせてもらった。